
儚い羊たちの祝宴
著者 米澤 穂信
出版元 新潮文庫
発行日 平成23年7月1日
まず第一にほんのイラストが凄く素敵ですね。不思議な世界観が表現され、魅力的なイラストになっていますね。
この本は5つの短編集からなるこの本はすべて奇妙な物語が成り立っています。
正直気持ちのいい話ばかりではありません。背筋をヘビが舐めるようなゾクゾク感がある話ばかりです。でも、それが癖になり、この本の虜になってしまいます。
「世にも奇妙な物語」のBGMがピッタリの1冊です。
私が好きなのは4話目の「玉野五十鈴の誉」。最後の1文は今読み返してもゾクリとします。
現実味のある奇妙な世界観を楽しんでほしいです。