
著者 浅倉 秋成
発行元 角川文庫
令和3年1月25日
まだ若いが、注目作品が多い浅倉秋成先生の作品です。
彼らの高校で起こっている不可解な自殺事件。そして主人公が関わることになる異質な能力。彼らは自殺の謎を追い求めていくことになる。
高校という「学生」の空間。その空間をリアルに描きながら、思春期の心の葛藤や友情関係が描かれている。
正直、アニメ化やシーリーズ化を狙ったような作品だと感じてしまった。
でも、でも本格ミステリーです。散りばめられた伏線を全て回収してくれるので、楽しめた作品でした。