片眼の猿

著者 道尾 秀介

発行元 新潮文庫

発行日 平成21年7月1日

道尾先生の初期の作品です。

この本は最後の15ページでネタバラシがあります。それまで私はずーと騙されてました。(笑)

この本に出てくるキャラクターはどれも非常に魅力的で、その個性が躍動していました。

今で言う「多様性」がこの本の中で描かれていました。15年以上前の作品であるにも関わらず、道夫先生の着眼点はさすがです。

「片目の猿」の意味がわかる時、両目が開かれ、視野が広がる感覚を楽しめました。

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