
塩の街
著者 有川 浩
発行元 角川文庫
出版日 平成22年1月25日
有川浩先生の初期の方の作品。有川先生の作品は現代のフィクション作品が多いと思っていた私。
この作品はSF作品!!世界観が!スケールが大きい作品でした!
でも、そこは有川先生。
人の感情の揺れ動きや、些細な仕草の描写。悲しみや喜びを伝える文章が見事!存分に楽しむことができました。
あらすじ
塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人々が現れ、消えていく。だがー「世界とか救ってみたくない?」ある日、そそのかすように囁く者が運命を連れてやってくる。