たいのおかしら

著者 さくら ももこ 出版元 集英社文庫 出版日 2003年3月25日 今は亡きさくらももこ先生のエッセイ集です。 非常にいいのがさくらももこワールド全開!! ちびまる子ちゃんの世界観で、日常の出来事を語っていく。集英社で連載していたものな

SOSの猿

著者 伊坂 幸太郎 出版元 中公文庫 出版日 2012年11月25日 私は伊坂幸太郎先生大好きなんですけど(「オーデュボンの祈り」を読んだときにファンになりました。)この本は難解でした。 伊坂先生の作品らしく、登場人物はどれもキャラクターが

死は存在しない 死後我々はどうなるのか

著者 田坂 広志 出版元 光文社新書 出版日 2022年10月30日 良いタイトルですよね。「死」ということをテーマに最先端量子力学から仮説を立て、本にして出版された田坂先生お見事です。 文章としても量子力学とは何なのか?から解説もあり、非

52ヘルツのクジラたち

著者 町田 そのこ 発行元 中公新書 発行日2023年5月25日 町田そのこ先生の作品ですね。初めて読みました。 本屋大賞受賞作ということで、ずっときになってました。文庫本になっているとことを見つけ、手に取りました。 表紙のイラストが非常に

下町ロケット

作者 池井戸 潤 発行元 小学館文庫 発行日 2013年12月26日 言わずと知れた名作ですね。 ドラマ化もされ、映画化もされ、池井戸先生の作品の中では知っている方も多いと思います。 印象は 漢!!!って感じの作品ですね。 働く男のかっこよ

ラブコメ今昔

著者 有川 浩 発行元 角川文庫 発行日 平成24年6月25日 自衛隊の話なんですが、恋愛(ラブコメ)の視点から、自衛隊について描かれています。自衛隊ならではの恋というか、悩みというか、、、 あぁ、そういう視点もあるんだなと思いながら読んで

悪の教典

作者 貴志 祐介 発行元 文春文庫 発行日 2012年8月10日 悪の教典は読み進めていくほど、「ハスミン」の虜になっていきますね。 まるで「ハスミン」の行いが当たり前のことのように洗脳されていくというか、崇拝してしまうというのか・・・ こ

ある閉ざされた雪の山荘で

著者 東野圭吾 発行元 講談社文庫 発行日 1996年1月15日 東野圭吾先生の作品ですが、20年以上の時を経て映画化されました。 私は本を読んだうえで映画も見ました。 率直に、非常に楽しめました。 「ある閉ざされた雪の山荘で」は今読んでも

三体

著者 劉 慈欣  訳  大森望、光吉さくら、ワン・チャイ 監修 立原 透耶 発行元 ハヤカワ文庫 発行日 2024年2月25日 600ページの超大作かつ、壮大なスケールのSF小説です。 多くのメディアで取り上げられ、内容が重厚なのにもかかわ

教室がひとりになるまで

著者 浅倉 秋成 発行元 角川文庫 令和3年1月25日 まだ若いが、注目作品が多い浅倉秋成先生の作品です。 彼らの高校で起こっている不可解な自殺事件。そして主人公が関わることになる異質な能力。彼らは自殺の謎を追い求めていくことになる。 高校